Recruit

営業櫻井 悠太

ニッチトップ戦略に感銘して中途入社。
今は毎日が新鮮です。

櫻井 悠太(さくらい ゆうた)
営業部 東京営業所 主任補(茨城・埼玉エリア担当)
2015年中途入社 スポーツ学部卒

仕事内容

お客様(メーカー、販売店、販売代理店)への営業・提案。
入社後3年間の山梨エリア担当を経て、現在茨城・埼玉エリアを担当

日進工具に転職したきっかけは?

前職では、新卒で入った人材業界で3年ほど働きました。製造業を担当していたのですが、そこでモノづくりに強く興味を持つようになって。もともと“モノ”が好きだったのですが、自分は自動車も飛行機も時計もいろいろなモノが好き。どこを選ぶべきかと調べていくと、あらゆるモノづくりに携われるエンドミル業界にたどり着きました。

多くのエンドミルメーカーがある中で、日進工具を選んだ理由は?

ニッチトップという思いきった戦略を採られている、その心意気に感銘を受けたんです。
一口にエンドミルと言ってもいろいろな種類がありますが、うちはその中でも直径6mm以下の製品に特化しているんですね。社長面談のとき、当時の職業柄IRにも興味があったので「今後この会社をどうされたいですか?」と質問してみたら、事業や企業規模を広げたいとかではなく、この分野を徹底して攻めていくという主旨のお話をされた。軸が真っ直ぐでブレがない、ものすごい経営をされていると、ぜひここで働きたいと入社を決意しました。

仕事を覚えるのは大変でしたか?

ニッチトップ戦略とはいえ、それでも当社では9,000を超える製品を製造・販売しています。ユーザーが求める加工に最適なエンドミルを選定するだけでなく、エンドミルをどう取り付けてどう動かすか、どれくらいの回転数にするかなどの最適な使用方法も含めて検討・提案しなければなりません。削られる側の材質の知識も必要だし、エンドミルの素材や切れ刃形状、コーティング種類なども検討しつつ、加工面の仕上がり状態や、エンドミルの摩耗状態についても考えます。
もちろん、僕がそれら全部の知識を持ち合わせているわけではありません。僕が知っているのは、全体の1%にも満たないんじゃないかな(笑)。だから、僕にとってはお客様も大事な先生。知らないことは「知らない」と言って教えていただく。すると、ほとんどのケースでお客様はとても熱心に教えてくれる。この仕事で大切なのは、人として素直であることなんだと実感しています。

職場環境はいかがですか?

日進工具に入ってよかったと思うことの一つに、業界での知名度の高さがあります。営業に行っても「日進工具」と言えば、門前払いされることはほとんどありません。また、会社にしっかりとした技術があることも、営業にとっては頼もしい限りです。開発スタッフや営業技術スタッフと一緒にお客様を訪ねてセミナーを開催するときなどは、チームの力強さに思わず感動しちゃったりもします。
うちの営業はエリア制。担当する地域の売り上げのために自分なりのアイデアを考えるわけですが、僕がやりたいと言ったことをみんなが支えてくれるんです。プレゼンテーションの練習に上司が何時間も付き合ってアドバイスしてくださったり、そういうマインドをもった人たちが集まっている会社なのだと思います。
それから、意欲ある人材をしっかりと評価し、昇給・昇進にも直接反映してくれるのも当社の大きな魅力だと思います。

このページを訪れた方に伝えたいことは?

当社の営業担当にはいわゆるガチガチのノルマはありませんが、売上目標の達成は営業として嬉しいものです。だけど、もっと幸せなのは、お客様とのつながりが増えていくことです。僕は、この仕事でお客様との思い出をたくさん作りたい。それは失敗エピソードでも構わない。なぜなら、モノづくりにゴールはないし、エンドミルは毎日使われるもの。今日はだめでも「こっちの案件はあいつに声をかけてみようか」と思っていてもらえれば、また次がある。モノを売るだけではなく、そういう人脈も同時に作るのが自分の仕事であり財産だと思っています。
それから、お客様のオーダーに対して「100%対応できる」と思ったら自分の負け。常に世界市場で闘いながらイノベーションに挑戦されているお客様に対して、自分の既存知識で答えるようでは提案じゃない。知識も技術も改善に改善を重ねて新しいことを吸収して、新しい提案をする。そうしないと取り残される。自分を「できる人間」だなんて思ったら、負けなんです。
だから僕は毎日が新鮮だと感じているんです。やりたかったことをやらせてもらい、仕事を心から楽しませてもらっています。

とある1日の流れ

9時に客先訪問できるように会社を出発。
クルマで移動しながらユーザー・販売店・代理店各社を訪問。 この日は技術的な打ち合わせが多く、ユーザーさんを5件、お昼に販売店さんを1件訪問して帰社しました。