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NS TOOL エンドミルの特長
シャープで優れた刃先
仕上げの切込みが0.01mmでも、優れた面粗さを得ることができるシャープな刃先です。
例えば日進工具のエンドミル(ノンコート)の刃先では、下記の写真のように超硬合金粒子の脱落がほとんど見られません。


高硬度・高速加工用ボールエンドミル MACH225
高硬度鋼(60HRC~)への高速直彫り加工用として開発いたしました。従来の高硬度鋼加工用ボールエンドミルは、すくい角がネガティブ(負)のため、切削負荷と刃先にかかる衝撃が大きくなっていました。
MACH225はシャープでポジティブ(正)の刃先形状を採用することで、切削負荷と刃先に受ける衝撃を少なくすることができ、工具寿命の延長と大きな切込み量を得ることができます。

他社との加工時間の比較
他社との加工時間の比較(各社の推奨切削条件で下図形状を荒取り加工)

被削材: SKD11 60HRC
加工サイズ: 80mm ✕ 44mm ✕ 4mm
回転数[min-1] | 送り速度 [mm/min] | 切込み量(ap x ae) [mm] | |
---|---|---|---|
MACH225 R1 | 20,000 | 2,000 | 0.2 x 0.5 |
A社 R1 | 16,000 | 800 | 0.06 x 0.6 |
B社 R1 | 28,500 | 2,600 | 0.04 x 0.1 |
高硬度鋼加工用スクエアエンドミル MHD445・645
高硬度鋼加工用エンドミルの刃先は、従来チッピングへの耐性を高めるために、すくい角を強いネガティブ(負)にしていました。
そのため切削性が悪くなり、加工精度や工具寿命に影響を与えていました。
MHD445・645は、刃先に切削性の良い形状と、耐チッピング性の富んだ特殊超微粒子超硬合金を採用することで、加工精度と工具寿命の飛躍的な向上が可能です。

他社製品との寿命比較

被削材: SKD11 60HRC
加工条件:
・回転数: 3,200 min-1
・送り速度: 1,000 mm/min
・切込み量(ae x ap): 0.1 mm x 15 mm
・クーラント:エアーブロー