Investor Relations

トップメッセージ

代表取締役社長 後藤弘治

株主・投資家の皆様

ようこそ、日進工具のIRサイトへ。代表取締役社長の後藤弘治でございます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

当社は1954年に創業した超硬工具メーカーで、超硬小径エンドミルの分野で国内トップシェアを誇っており、高い利益率(2026年3月期の売上高経常利益率は21.2%)の確保と徹底した無借金経営を貫いております。

2026年3月期は、国内では、活況となったAI及びデータセンター分野の需要に牽引され、半導体・電子部品・デバイス関連は通期で好調に推移しました。自動車関連は、米国関税問題の影響を大きく受け一時需要が停滞しましたが、下期にかけてやや回復が見られました。海外では中華圏を含むアジアを中心に自動車やデータセンター向け等において好調に推移しました。その結果、3期ぶりに経常利益が20億円を超え、経常利益率も21.2%に回復いたしました。

今後の見通しといたしましては、AI・データセンター市場の成長を背景として、精密・微細加工へのニーズがさらに高まるものと期待され、特に中国やインドをはじめとしたアジア圏において市場の拡大が見込まれます。しかしながら、当社製品の主要原材料であるタングステン価格が、主要生産国である中国の供給制約の影響により、大幅に上昇しており、現時点で次期の通期原価を合理的に見通すことが困難な状況となっており、当社を取り巻く経営環境は厳しいものと想定されます。

当社は、昨今の市場環境の変化を踏まえ、上場市場の在り方を見直した結果、2025年11月に東京証券取引所プライム市場からスタンダード市場へ市場変更いたしました。足元の事業課題に経営資源を集中することにより、企業価値の向上に努めてまいります。
また、市場変更に伴い、資本効率の改善と株主還元強化を図るため、13億円を超える自己株式取得を実施いたしました。

当社グループは、ブランドステートメントとして“「つくる」の先をつくる”を掲げ、お客様や社会のニーズに応える高付加価値製品を創出し、モノづくりの夢と可能性を切り拓くことを経営の基本方針としております。

社会と企業の持続的成長を目指す観点から、当社は2021年11月に「サステナビリティ基本方針」を策定しました。「人と地球にやさしい高付加価値製品を最小限の資源で生産し、環境負荷の低減に努める」ことで、人と社会と環境が調和した持続可能な社会の発展に貢献してまいります。

当社はパブリック企業として、株主・投資家の皆様への説明責任を果たすとともに、株式市場における認知度向上ならびに適正なる評価をしていただくことを目的として、IR活動にも力を入れており、ホームページのIR情報につきましても適宜内容を更新し、タイムリーな情報発信に努めております。今後とも企業価値向上の一環として着実な取り組みを行っていく所存です。

全社一丸となって、さらなる飛躍を目指す日進工具にぜひご期待下さい。


日進工具株式会社
代表取締役社長 後藤 弘治