Investor Relations

トップメッセージ

代表取締役社長 後藤弘治

株主・投資家の皆様

ようこそ、日進工具のIRサイトへ。代表取締役社長の後藤弘治でございます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

当社は1954年に創業した超硬工具メーカーで、超硬小径エンドミルの分野で国内トップシェアを誇っており、高い利益率(2023年3月期の売上高経常利益率は22.1%)の確保と徹底した無借金経営を貫いております。

2023年3月期は、新型コロナウイルス感染症に関わる行動制限緩和が進み、経済活動は徐々に正常化へと向かい回復の兆しが見られましたが、ロシアによるウクライナ侵攻や日米金利差等を要因とした円安、資源価格やエネルギー価格の高騰もあり、先行き不透明な状況が続いております。自動車関連は半導体や部品の不足により減産が続き、低調に推移しました。一方、半導体・電子・デバイス関連においてはスマートフォンやPCに需要の減退が見られましたが、概ね堅調に推移いたしました。

当社は、目指すべき提供価値をブランドビジョン“イノベーションを具現化する日進工具”として掲げ、日本のものづくりを支える誇りをブランドステートメント“「つくる」の先をつくる”に表していきます。

社会と企業の持続的成長を目指す観点から、当社は2021年11月に「サステナビリティ基本方針」を策定しました。最小限の資源とエネルギーを使って小径エンドミルを製造する当社の事業そのものが、人と地球に優しいモノづくりにつながっていると考えております。そして高性能で他にはない製品(高精度・高能率・多機能・長寿命)である「高付加価値製品」をより多く創造し、社会に提供することを目指します。

2023年5月10日より日進工具として初となるオウンドメディアサイト“「未来の先」をつくる”を公開いたしました。「わかる」「面白かった」「読んで役に立った」と思っていただけるような、モノづくりにこだわった方々の情報コラムを毎週発信していきます。こちらのサイトを通じて当社をより深く知っていただけたらと考えております。

当社はパブリック企業として、株主・投資家の皆様への説明責任を果たすとともに、株式市場における認知度向上ならびに適正なる評価をしていただくことを目的として、IR活動にも力を入れており、ホームページのIR情報につきましても適宜内容を更新し、タイムリーな情報発信に努めております。今後とも企業価値向上の一環として着実な取り組みを行っていく所存です。

全社一丸となって、さらなる飛躍を目指す日進工具にぜひご期待下さい。


日進工具株式会社
代表取締役社長 後藤 弘治