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 株主の皆様へ

トップインタビュー
代表取締役社長  後藤  勇
株主の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼を申し上げます。当社第49期年次報告にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。

当連結会計年度における我が国経済は、世界同時不況による急激な需要の低迷から、製造業を中心に過去に例を見ないほどの厳しい状況でのスタートとなりました。しかし、各国政府による景気浮揚策や中国を中心とした新興国経済の拡大、大幅な生産抑制による在庫調整の進展等から、年度半ば以降徐々に回復の兆しが出始めてまいりました。

当社グループ製品の主要需要先におきましても、自動車・機械関連といった日本を代表する産業での生産調整やそれに伴う人員削減が相次ぎましたが、中国市場の拡大等から徐々に回復の動きが見え始め、特に薄型テレビやパソコン等の電子機器、電子部品関連の立ち直りが顕著となりました。また、自動車や機械関連といった産業におきましても、絶対水準としては依然厳しいものの、最悪期は脱した状況となりました。

このような環境のなか当社グループでは、市場で高い評価をいただいております「無限コーティングプレミアム」シリーズを中心に製品ラインナップの充実を図るとともに、ユーザー講習会等を数多く開催する等地道な販売努力を継続いたしました。また、全社を挙げて大幅なコスト削減に取り組み、利益の確保に努めました。しかしながら、年度前半における工具需要低迷の影響は大きく、後半にかけ回復傾向となったものの、年度全体としては厳しい状況となりました。

これらの結果、当連結会計年度の売上高は3,857百万円(前期比26.5%減)、営業利益261百万円(同74.2%減)、経常利益361百万円(同65.7%減)、当期純利益242百万円(同59.5%減)となりました。

当期の期末配当金につきましては、現下の厳しい状況をふまえ、将来にわたり市場における優位性を確保するべく設備投資と研究開発を継続するため、内部留保に努めた上で配当を実施することとし、当事業年度は大幅な減益となりましたことから、配当金は1株当たり30円とさせていただきました。前期配当を大きく下回ったことにつきましては、株主の皆様に深くお詫び申し上げます。

超硬小径エンドミル市場の規模は現在ピーク時に比べて縮小してはおりますが、精密・微細加工分野は将来も国内に残る製造業であると確信しております。経営トップである私自ら陣頭に立ち、いち早くお取引先様のご要望にお応えできる体制を整え、超硬小径エンドミル市場における圧倒的No.1企業を目指してまいります。株主の皆様におかれましては、なお一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。



2010年6月

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